この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
9歳差のジレンマ
第2章 俺にとっての晴菜
「矢野さ~ん!3番に西谷商事から電話が入ってる!」
「さんきゅ。・・・お電話変わりました。矢野です・・・」
「おい!㈱MURATAの稟議書書いたの誰だ?経理から不備連絡が入ってるぞ」
「あ!俺です!」
「間宮ー!㈱ペインの契約の進行状況の報告書を今日中に出せ!」
「はい。今、打ってるトコです!」

怒涛の月末締めの日、お昼の時間が取れたのは14時も過ぎたところだった。

営業部の俺のいる課はみんな嵐のように忙しくへとへとだった。
すでに社食には営業部しかいなかった。

俺が食べている前に間宮がお盆を持ってやってきた。

「今日はいつも以上にすごいね」
「これが片づけばしばらく落ち着くだろ」
「今日は何時までかかるか考えるだけでも頭が痛いけどね」

そういいながら
仕事大好きな間宮は
残業なんか気にしている様子はなかった。

俺も仕事は大好きだけど
終電には帰りたい・・・

「そういえばさぁ・・・」
「ん?」

間宮がいつの間にか俺をじっと見つめていた。

「妹ちゃん」
「ん?・・・ああぁ」

妹ちゃんといわれ
誰のことかわからなかったけど
すぐに晴菜のことだとわかった。

妹ちゃん・・・・な。

その言い方に自然と笑みがこぼれた。



/64ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ