この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
9歳差のジレンマ
第2章 俺にとっての晴菜
「職員室に行ってみたらどうかな?」

文化祭だから職員室にいるとは思えなかったが
何か意見を出さないといけない雰囲気だったのでとりあえず言ってみた。

晴菜は、そっか!と目を輝かせた。
職員室にいるわけないだろ・・・
と思ったけど
そんなことを言えるはずもなく

「職員室ってどこ?」

と腕を引っ張る晴菜をしぶしぶ職員室のほうに連れて行った。

本当に校内放送かけたいぐらいだよ。
まったく。
職員室の前はほかのブースと変わらず
人でごった返していた。

そんな時、男の俺から見ても
「お!いい男」と思えるような
背が高くて短髪の好青年がいた。

その青年を見るや否や
晴菜は今までつかんでいた俺の手を離し
その青年に駆け寄った。

「佐藤君!!!」

晴菜に離された手は何かを失ったように
寂しく、やけに風が冷たかった。
俺はその二人に近づくこともせず
廊下の壁に背中をついて二人を見ていた。

今日は半日、晴菜はたくさんの男に声をかけられたけど
自分から声をかけていったのはあの青年が始めてだ。



/64ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ