この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
9歳差のジレンマ
第1章 今の晴菜と今の俺
翌日・・・
「矢野君。これ。昨日言ってたデータ。店舗別にグラフにしてあるから」
同じ部の間宮が朝一番で書類を持ってきた。
間宮と付き合って半年。
会社には内緒のレンアイ。
内緒の社内レンアイを続けるコツは
本気にならないこと・・・
間宮は俺に本気にならない。
俺もたぶん、本気にならない。
ああ見えて・・・
って見た目どおりか・・・
間宮は出世欲の塊だ。
女にしておくのは惜しい。
男だったら一緒にもっといい仕事ができたかもしれない。
質のいいストライプの生地のブラウスを
第二ボタンまで開け腕を捲り上げて
紺のタイトのスカート。
黒いヒールをはいた背は170近い。
見た目だけで「できる女」だと主張してる。
間宮は無理してこの格好をしているわけではなく
性格からにじみ出ている
出世欲を隠そうともしない。
そこが好きだ。
ほかの女のように
こびなければ
こっちが気を使う必要もない。
残業なら「残業」の一言でデートのドタキャンもOK。
お互いさまだから。
それを寂しいと感じる暇がないほどお互いに仕事が大好きだし
仕事に没頭している。
「矢野君。これ。昨日言ってたデータ。店舗別にグラフにしてあるから」
同じ部の間宮が朝一番で書類を持ってきた。
間宮と付き合って半年。
会社には内緒のレンアイ。
内緒の社内レンアイを続けるコツは
本気にならないこと・・・
間宮は俺に本気にならない。
俺もたぶん、本気にならない。
ああ見えて・・・
って見た目どおりか・・・
間宮は出世欲の塊だ。
女にしておくのは惜しい。
男だったら一緒にもっといい仕事ができたかもしれない。
質のいいストライプの生地のブラウスを
第二ボタンまで開け腕を捲り上げて
紺のタイトのスカート。
黒いヒールをはいた背は170近い。
見た目だけで「できる女」だと主張してる。
間宮は無理してこの格好をしているわけではなく
性格からにじみ出ている
出世欲を隠そうともしない。
そこが好きだ。
ほかの女のように
こびなければ
こっちが気を使う必要もない。
残業なら「残業」の一言でデートのドタキャンもOK。
お互いさまだから。
それを寂しいと感じる暇がないほどお互いに仕事が大好きだし
仕事に没頭している。