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9歳差のジレンマ
第4章 俺だけの晴菜
晴菜のベッドの中で目覚めた朝は晴菜を抱きしめたままだった。
久しぶりにゆっくりと深く眠れた。

俺の腕の中で
小さく丸くなっている晴菜は
かわいくてかわいくて。
かわいいけど、妹じゃない。
確実に、俺のオンナだと思った。

「晴菜・・・」
「・・・ん。」

時計を見て8時を指していたのを確認すると
俺は晴菜をキスで起こした。


「純。おはよ」
チラッと俺を見て
恥ずかしそうに俺の胸に顔を押し付けた。

「身体、大丈夫か?」
「うん。平気。昨日はうれしかった」

いや。晴菜ちゃん
うれしいのは俺のほうだから。

「晴菜、今日出かけるぞ」
「いや~。このままラブラブしていたい~」
「だめ。晴菜の携帯、変えにいくぞ」
「なんで?」

きょとんとした顔で俺を見るのはやめろ・・・
朝から我慢できなくなる。

でも。。。
結局俺は我慢できなくて。
晴菜の背中に回していた手を前に持ってきて
晴菜の胸をやさしくさわり始めた。

俺・・・
マジで中坊みてぇ・・・

「お前の携帯。男のメモリ多いだろ?」
「・・・・ん。・・あっ。
はぁ・・・ん。純。そのさわり方、だめ・・・」
「何人ぐらい入ってる?言ってみ?」

感じているためにはっきりの答えない晴菜をさらにいじめた。
首筋にキスをしながら

「答えろ?」

という俺は、9つ上だとは自分でも思えない・・・




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