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年上主義
第6章 放課後倶楽部②
「バレなければ?」
「お前…私の話しを聞いていたか?」
「いや、全く」
聞いてはいたが受け入れる気は更々ない
島田は頭を抱え深い溜め息を吐く
「お前は私を辞めさせたいのか?」
「そう言う訳ではない、俺はただ実験をしたいのだ、先生じゃなくても構わないが…良いのか?」
『嫌だ』と言わせる為の台詞に島田は顔素早く上げるがすぐに平常心を取り戻したのか再び溜め息をつく
「そんな引っ掛けに乗る程、子供ではない」
「チッ」
やはり年長者はそれだけで有利だ