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年上主義
第8章 図書室遊戯①

耳元に口を寄せて近付く高橋から伊藤先輩を隠すのに必死だ

「何って…セックス」

「え…」

「君に見せる為にわざとここを選んだのにな」

同級生の女子が発する言葉は意外性が高すぎて理解に時間がかかる

「…じゃ、次回に期待」

そう言うと眼鏡の奥の不思議な光りを残して高橋は出て行った

「彼女なんて?」

僕の股間からするりと抜け出しながら伊藤先輩に聞かれる
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