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年上主義
第10章 真似事①
太陽がジリジリとアスファルトを照らし続け
まだ夏は終わらないと言ったように暑い中
梢ちゃんは1年中春風を纏っているようで僕はキュンとなってしまう
「気安く触んなよ!石井桜!」
ぱりしと手を払いのける壮ちゃんが酷い気もするけど、2人はいつもそんな感じだ
「今日は壮大の家で遊ぶの?」
「女子はくんなっ!男限定だから!」
「えー!男同士で何すんの?」
「関係ないし!なー?大和!」
「え…僕、何するか知らないし…」
「バカ!適当に言っとけよ!」