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第10章 真似事①

そんな事言われても…
僕としては梢ちゃんが来てくれたら嬉しいし

「へー！で、何時？」

「教えねーしっ！」

「なんでよー！良いじゃんかー！」

桜ちゃんはぐりぐりと壮ちゃんの頭を撫で回し
結局、4人で遊ぶ事になった
夏休みもずっとこんな感じで遊んでた

壮ちゃんはブーブー言ってたけど宿題教えて貰えてなかったら多分忘れてたと思う

「良かった」

「良かったね」

こっそり言った一人言にこっそり返され
梢ちゃんと2人、こっそり笑い合った