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年上主義
第13章 夜の星③

「じゃぁ、ちょっとだけ」

そう言う亜夜さんの微笑みの裏に何があるか解らないけど
俺としては好都合な展開だ

「乾杯しましょうよ!」

「えー?何に?」

「夏の終わりに…とかキザです?」

お客様用に冷えたグラスに缶ビールを注ぎ軽く持ち上げて微笑む

「んーん、素敵よ」

「では、夏の終わりに…」

「「乾杯」」
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