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年上主義
第4章 電車通学②
自分の勢い任せの告白とは違う凄い告白をされた事に一気に舞い上がってしまう
喜びを越える恥ずかしさが顔を赤く染め、多分目は丸く口はパクパクとなんとも間抜けな顔をしているだろう

「ぁ…ぁー…ぅーー…」

なんと言って良いのかも解らないのに声は発したくて言葉にならない音が漏れる

「あははは!真っ赤だよ?大丈夫?」

「大丈夫じゃないです…でも…なんで…そんな風に思うんですか…?」

「んー…3ヶ月の中で辛い時も悲しい時も帰りの電車では斗真君が後ろで支えてくれてたの、それが安心したのもそうだし、よろけそうになって支えてくれる優しさも好きだし、私の中では3ヶ月前から恋は始まってたんだよねー」
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