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年上主義
第4章 電車通学②
言いたい事を全部早苗さんに先に言われてしまう
一目惚れしたのは僕からなのに…
上手く言葉にならない

「あの…罰ゲームとかじゃないですよね?…僕、本気にしますよ?」

もし、全てが嘘だとしても傷付いても
今、この瞬間は幸福な訳で、嘘だと知ってしまって傷付いてもやっぱり幸福だった事には変わりないと思える程、彼女に本気だ

「んー…自信ない?」

「全然、全くないです!!」

そう言う僕を見て一頻り笑う
その笑顔に嫌味はなく、見ていると自然に笑顔になる

「遊び行こうか!」
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