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第1章 電車通学①

その日から彼女を見つけると後ろに並ぶようにした

度胸のない僕は電車の中で身体が触れるだけで満足しつつある

（これじゃ、ただの変態だ…）

現に下半身は盛り上がり彼女に触れている
それに罪悪感が薄れていってしまっている事も事実

電車の揺れに逆らわないように擦り付けてしまっているのだ

（触りたい…）

日に日に欲望は増して行くばかりで部活のない日まで電車を遅らせて彼女に会える時間まで待っていた