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年上主義
第5章 夜の星①
「今日、定時で上がれるかなぁ…」
独り言のように職場のデスクに顔を伏せながら同僚に話しかける
「最近、3時になるとその台詞聞く気がする…」
なんの打ち込みか知らないがPC画面を見たまま同僚の羽田早苗はボソッと突っ込む
「なんかあんのか?」
髭面のくせに棒つきキャンディーを含みながら椅子を転がして近付くのは俺たちの先輩、松本大地28歳独身
「なんもないですけどっ!!」
「私はあるんで定時希望でーす!」
先日、同僚のデート現場に出会してしまった俺にはその用事について大体想像出来る
独り言のように職場のデスクに顔を伏せながら同僚に話しかける
「最近、3時になるとその台詞聞く気がする…」
なんの打ち込みか知らないがPC画面を見たまま同僚の羽田早苗はボソッと突っ込む
「なんかあんのか?」
髭面のくせに棒つきキャンディーを含みながら椅子を転がして近付くのは俺たちの先輩、松本大地28歳独身
「なんもないですけどっ!!」
「私はあるんで定時希望でーす!」
先日、同僚のデート現場に出会してしまった俺にはその用事について大体想像出来る