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第11章 あとがき

「あいつには俺と似たところがある」


これは匠が翔について言った言葉。

はっきり言って二人は全然似ていません、真逆です。

でもそんな翔にも、苛立ったり意地の悪いことをして楽しんだり…優しいだけでない一面がある。


彼はそんな自分を《偽善》と言いました。

でも匠はこうも言っています


「偽善もできないような小物は…俺には勝てない」


何だかんだで、匠は翔の事を認めています。そして同じように翔の方も……


今回は、そんな二人の際どい関係も表現したいと思いました。