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わたしの彼は 甘くて強引
第8章 油断の代償

「…此処では挿れてやれないからな……っ…こっちでイカせてやる」

「…ハァ…ハァ…んンッ…アっ…」


いつしか柚子は彼から逃れるのを諦め…

少しでも声を我慢しようと口に手を当てた。



…・・・グチュリ


「…っ…///…あぁンッ」


ぷっくり膨れてしまった突起が匠の唇に包まれる。

そうしておいて――
強弱をつけてこね回してくる。



柚子はもういっそ、この快感に身を任せてしまいたくもなった。


「…ッ…ン…はぁ…っ…ん…んんッ…アっ!…アっ…」


白衣をきっちりと着こなす彼とは対照的に、乱れに乱れた自分の姿――

病院という特殊な空間の与える背徳感が、柚子の身体に益々熱をもたせていく。




「はぁッ…ぅン…――ッ……アッ…いじわる…っ…!!」



「――…」






今更気づいたか…





匠は悶える彼女にそう言って笑った――











―――――





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