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12歳年下の彼とGWする話
第6章 淡路島へ行こう
竿は…棒の先に糸が付いてて
針が付いてる簡単な釣り竿で。
リールとかも一切ついてない。
割とあっさり釣れるらしくて
20分30分程で2匹釣れるらしい。
小さい子とか初心者が
初めての釣りとして経験するには
良い感じの難易度なのかも…しれない。
私と、港斗君と大和。
そして來翔さんと有翔さんの
2つのグループに分かれて。
どっちが先に3匹真鯛を釣るかの
勝負しよーかと…來翔が大和に言って来て。
そんな感じで…急遽、GW
じゃのひれフィッシングパーク
真鯛3匹どっちが先に釣り上げるでしょうか…の
釣りバトルが始まった訳なのだけど。
私はどっちでもいいので、
大和に2匹釣って貰うか
もう3匹大和に釣って貰って
大和に釣りを楽しんでもらう事に
彼と相談して決めて。
でも…小さい子もさっき釣ってただけあって
エサを付けた針を水に入れて
5分もしない内に…あっちが釣り上げていて。
釣れた鯛を見せに来る途中で
こっちの竿にもヒットして。
港斗君に協力して貰って真鯛を釣り上げた。
真鯛のついた竿を持って
ピースしてる写真を撮って
妹に送ったんだけど。
お母さんから双子の話を聞いたらしく
双子の画像を送れと言う
妹からのお達しがあって。
あっちのチームの敵陣視察と称して
2人が釣りをしてるのを撮影して。
有翔さんのLINEは知ってるから
そこと、お母さんと妹にも双子の
画像を送って置いて。
自分には…大和の身体を支えながら
釣りをしている港斗君の姿を
自分のスマホに残して置いた。
40分ほど…で…釣りも終えて…。
借りた道具を返して、
後はスタッフの人に魚の処理と
お土産の分の発送を依頼して。
フィッシングパークのお隣にある
ドルフィンファームへと移動する。
ドルフィンファームの入口で
予約してる水嶋ですと、有翔が
受け付けのスタッフに伝えると
全員の靴のサイズを聞かれて。
なんで靴のサイズ??って思ったら
お魚屋さんとか渓流釣りをする人が
着るあの…胸の辺りまで来る
長い長靴を履くからなのだそうだ。
イルカのいる生け簀は…
4ヶ所…に区切られている様で。
時折水面にジャンプする
イルカの姿を見る事が出来る。