この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
家庭教師のさよ子先生 誘惑のノースリーブ
第4章 あきとくんの中学受験 A2 水の中に棒を入れてみよう!
「はい、あーんして。あきとくんの小さなお口にサンドイッチを入れちゃうぞー」
「むぐぐっ! 何するんですかさよ子先生、ぼくサンドイッチぐらい自分で食べられますよ!」
「いいからいいから。だってあきとくんをいじめる意地悪な同級生はあきとくんが自分の家で先生とこんなことしてるって知らないんだよ。一緒にいる間だけはいっぱいイチャイチャしようね~」
「さよ子先生……」
それからあきとくんは私があーんして食べさせるサンドイッチをもぐもぐと咀嚼していて、私はそんな愛らしいあきとくんを見てまるでハムスターに餌をあげているようだと感じました。
今日は中学受験の理科を一緒に勉強することになっていて、やはり地頭がいいあきとくんは理科の定番問題を次々に理解していきました。
「本当にあきとくんは理数系が得意だね。まだずっと先だけどこの調子で行けば将来はお父さんやお母さんみたいなお医者さんになれると思うよ!」
「ありがとうございます。でもぼく本当は新聞記者になりたいんです。有名な新聞社の記者になって学校でいじめられてる子供たちを助けるような報道をしてみたくて……」
「あははっ、まあ今のうちは夢なんて何でも大丈夫だよ! 高校生ぐらいになれば絶対に自分の適性が見えてくるようになるからね」
「分かりました。ところでさよ子先生、この水面の高さの問題だけよく分からないんですけど……」
あきとくんが今回教えた範囲で唯一よく分からないと行ったのは水面の高さの問題で、これはあらかじめ水が張られた容器の中に棒やブロックを沈めた場合の水面の高さを考えるという中学受験の理科では定番のテーマでした。
「ああー、これは水面に後から棒を入れるって考えるんじゃなくて棒があらかじめ入った容器に水を入れるって考えたら分かりやすいよ。例えばこの問題だと、棒の高さまでの底面積はこうなるから……」
「えーと……なるほど、この考え方なら理解できそうです。流石はさよ子先生ですね」
あきとくんは私が解法を噛み砕いて説明するとすぐに理解してくれて、この子の理数系のセンスはやはり中々のものがあると私は家庭教師として感じました。
そして、かわいいあきとくんと水と棒というキーワードから私はあることを思いつきました。
「むぐぐっ! 何するんですかさよ子先生、ぼくサンドイッチぐらい自分で食べられますよ!」
「いいからいいから。だってあきとくんをいじめる意地悪な同級生はあきとくんが自分の家で先生とこんなことしてるって知らないんだよ。一緒にいる間だけはいっぱいイチャイチャしようね~」
「さよ子先生……」
それからあきとくんは私があーんして食べさせるサンドイッチをもぐもぐと咀嚼していて、私はそんな愛らしいあきとくんを見てまるでハムスターに餌をあげているようだと感じました。
今日は中学受験の理科を一緒に勉強することになっていて、やはり地頭がいいあきとくんは理科の定番問題を次々に理解していきました。
「本当にあきとくんは理数系が得意だね。まだずっと先だけどこの調子で行けば将来はお父さんやお母さんみたいなお医者さんになれると思うよ!」
「ありがとうございます。でもぼく本当は新聞記者になりたいんです。有名な新聞社の記者になって学校でいじめられてる子供たちを助けるような報道をしてみたくて……」
「あははっ、まあ今のうちは夢なんて何でも大丈夫だよ! 高校生ぐらいになれば絶対に自分の適性が見えてくるようになるからね」
「分かりました。ところでさよ子先生、この水面の高さの問題だけよく分からないんですけど……」
あきとくんが今回教えた範囲で唯一よく分からないと行ったのは水面の高さの問題で、これはあらかじめ水が張られた容器の中に棒やブロックを沈めた場合の水面の高さを考えるという中学受験の理科では定番のテーマでした。
「ああー、これは水面に後から棒を入れるって考えるんじゃなくて棒があらかじめ入った容器に水を入れるって考えたら分かりやすいよ。例えばこの問題だと、棒の高さまでの底面積はこうなるから……」
「えーと……なるほど、この考え方なら理解できそうです。流石はさよ子先生ですね」
あきとくんは私が解法を噛み砕いて説明するとすぐに理解してくれて、この子の理数系のセンスはやはり中々のものがあると私は家庭教師として感じました。
そして、かわいいあきとくんと水と棒というキーワードから私はあることを思いつきました。