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家庭教師のさよ子先生 誘惑のノースリーブ
第8章 ABC4 みんなの同窓会
「それじゃあさよ子先生の30歳を祝って乾杯!!」
「かんぱーい!!」

 円卓を囲んだ私と3人の教え子たちはまだ19歳のあきとくん以外はアルコールで乾杯し、豪華な中華料理のフルコースを楽しみました。

 美味しい|棒々鶏《バンバンジー》や北京ダックに舌鼓を打ちながら教え子たちと昔を懐かしみ、麻酔科医になってからの生活についても3人に話して聞かせました。


「さよ子先生は昔からものすごく勉強ができますけど、麻酔科にしたのはどうしてなんですか? 形成外科とか皮膚科っぽいイメージでしたけど……」
「うーん、色々理由はあるけどやっぱり先生っていうか教育がしたかったからかな」

 今年から医学生になったあきとくんにあえて麻酔科を選んだ理由を聞かれて、私は自分自身の選択を振り返りながら理由を話し始めました。

「教育は大学の先生ならどの立場でもできるけど、基礎研究には馴染めなかったし内科とか外科は忙しいからあんまり教育に時間を割けないって思って。それで残ったのが救急とか麻酔科とか放射線科だったけど、麻酔科は患者さんの全身の管理を扱うから一番教育に向いてるって思ったの。それ以外にも女医さんが多かったり休みが取りやすかったりっていう理由もあるけどね」
「流石はさよ子先生、俺はお医者さんのことは全然分かりませんけどさよ子先生が深く考えて選んだなら絶対上手くいきますよ! 今日も美味しいもの食べて体力つけてくださいね」

 チアキくんは水餃子をぱくぱくと食べながら私を激励してくれて、3人の教え子がそれぞれ私の将来を応援してくれているということがよく分かりました。
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