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浦島太郎×BestEnding
第2章 乙姫と浦島太郎
「左様でございましたか。でも竜宮城のに仕える者の命を救って頂いたのです」

「このままお礼もできずに帰られては私は父上にお叱りを受けてしまいます…どうか茶だけでも煎じさせて下さいな…」

太郎は茶と聞くと

『お茶であれば、問題なかろう…』

「太郎様。乙姫様のおっしゃるお茶とは海の昆布からとった昆布茶でございますれば。それは美味な茶でございます」

後ろで船頭の少女が言いました。

「では、茶だけ嗜んでおいとまします」

太郎はお茶だけ飲んで帰る決心をしました。
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