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浦島太郎×BestEnding
第3章 お・も・て・な・し
「ダメっ」

乙姫はドタドタと小走りしてふすまの前に立ちはだかる。

「行っちゃダメよ」

両手を大きく左右に広げる。

「しかし拙者には病弱の母がおりますれば…」

太郎は困り果てました。


「抱きなさいよっ」

「!」

乙姫は目をつぶって顔を真っ赤にして言い放った。
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