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君とメメント・モリ
第8章 その男とはあれをやったのか
凛は、避妊に対していい加減だった拓斗のためにピルを欠かしていなかった。

拓斗が中で果てるたび、どこかで呆れたくなるような、冷めたものが体の芯を走り抜けるのが常だったが、死神がこのとき凛に放った暖かいほとばしりは、凛の体をこの上ない幸福感で満たした。

死神の熱い粘り気を肉壺に感じながら、凛もわなわなと太ももを震わせて絶頂に上り詰めた。
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