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君とメメント・モリ
第12章 クリスマスの夜、スイートルームで
翼は、一糸まとわぬ姿でベッドに仰向けになった凛を組み敷き、その華奢な体を見下ろした。
凛の手足はほっそりと長く美しかった。尻も胸も丸い形を帯び、はりのある乳房は天井に向かって桃色の先端をツンととがらせている。ウエストは触れれば折れそうに細かった。
肉感的というよりは、清潔で無垢な体といえる。
まるで踏み荒らされる前の積もったばかりの粉雪のように白く、触れれば崩れてしまいそうなか弱さをはらんだ体だった。