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君とメメント・モリ
第17章 年末年始の新婚旅行
翼が浴衣姿で戻ってきた。黒い髪が濡れて、柔らかな照明を浴びて艶っぽく光っている。

「大浴場に行ってきた」

タオルを頬り投げ、凛に歩み寄り思い切り強く抱き寄せた。

「痛いよう、どうしたの翼さん」
「凛、はなれたくない」
「私も」

翼はじっと凛に向けていた瞳をみるみる涙で曇らせた。
下まぶたいっぱいに膨らんだ涙の粒が重みをはらんで落ちて、その顔を見上げていた凛の頬に落ちた。
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