この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
君とメメント・モリ
第3章 クリスマスイブは、やるせなさとともに
急に酔いが醒めた頭で我に返った。バランスを崩し、手すりの上でメトロノームのように体を大きく左右に振りながら、くるりと部屋の方を向いた。細い手すりの上でかろうじてバランスを保っていた凛の体は、かすかなビル風に足元をすくわれた瞬間、ベランダの外側に滑り落ちた。

「落ちる」

刹那、激しい後悔が稲妻のように頭を貫いた。ものすごい吸引力で体が落下する。さっきまで立っていた柵が、眼前をよぎる。
/294ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ