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君とメメント・モリ
第4章 侵入者
「わかりました、じゃあ死にます」

凛は再び手すりに手をかけた。が、男は凛のことを見ようともせずに落ち着いた声で言った。

「お前には無理だ。そんな力はない」
「なんなんですか、死ねばいいとか、死ぬのは無理とか。だいたい、助けてなんて頼んでません」

そう言った直後、凛は先ほどから感じていた違和感の原因が分かって息を呑んだ。

「あなたは・・・なんで裸なんですか」
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