この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
君とメメント・モリ
第6章 なぜ死神は現れたのか
「こんなに食べ物がおいしいなら、人間は生きていて楽しいだろう。それに今夜は、世界中の誰もが幸せそうにすごす特別な日だ。なのにお前は、どうして死のうとしたんだ」

手首を掴んだまま、死神は凛に尋ねた。凛はうつむいたまま静かに答えた。

「言わなければいけませんか」
「ああ。俺をこんな姿にした責任だ。言え」

凛はため息をつき、あきらめたようにフォークをテーブルに置いた。そして、ベランダの柵に立つまでの経緯を死神に説明するために、今日の昼休みの出来事を思い返した。
/294ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ