この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
淫夢売ります
第19章 淫蕩遊戯:嗜虐の楽園
「口のきき方!」

昼間、あなたが私に言ったことよ?
もう一度、打ち据える。

あれ?わからないのかな?

にまっと、たぶんすごくいやらしい笑みを私は浮かべたと思う。友理が怯えた目で私を見る。

「く・ち・の・き・き・か・た!」
最後の「た」のところで、もう一度打ち据える。

「がああ!!」
息が荒くなり、涙をこぼしている。
「す・・・すいません・・・すいません。」

あれ?あなた、私に「すいません」じゃすまないって、昼間言ってなかったっけ?
バシンと更に叩く。黙って叩いているから、きっと何が悪いかわからないよね?
でも、教えてあげない・・・。

「ああ・・あああ・・・はあああ・・・」
言葉なく、泣きじゃくる友理。どうしていいかわからないよね?教えてほしいよね?

ああ・・・堪らない・・・堪らないよ・・・。

「しょうがないな・・・最初だけだよ?教えてあげるから、ちゃんと覚えてね?
 『申し訳ありませんでした、翔子様。必ず私はここにおります。お許しください』
 ってところかしら?」

ゆっくり、言葉を切って、教えてあげる。
バカにもわかるように。小学生にもわかるように。
あなたが、昼間、私に言ったように・・・、ね?

ムチをふるいあげると、友理は息も絶え絶えながらも、懇願するように言った。
「も・・・申し訳ありませんでした、翔子様。必ず、必ずおります。だから・・・だからもう・・・」
それ以上は言えなかった。
恐怖のあまりか、そのまま気を失ってしまったからだ。

振り上げたムチを下ろす。そっとそれを床に置くと、座ったまま気絶している友理を抱きしめた。

なんて・・・愛おしい。なんて、かわいいの・・・。

そうだ、夜が明ける前に、ちゃんとしてあげなきゃ。
傍らに塗り薬が置かれていた。ムチの傷にしっかりと塗ってやる。それから、首輪をつけて、部屋の中央に現れた鉄柱に鎖で結びつける。

逃げられないように。私から離れないように・・・。
それから、手錠。足かせも。

トイレくらいはいかれるようにしてあげようかしら?

足かせはやめた。鎖を少し長くして、トイレと簡単な食事くらいはできるようにする。

これでいいかな?明日、いえ、今日の夜・・・また会いましょう。ね?

私が選んだ首輪をつけたかわいい人。
私は、彼の額にそっと、キスをした。
/260ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ