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淫夢売ります
第22章 Deep Sea:溺れる深海
「佳奈!」
頭が真っ白になりそうなほど気持ちよかった。ドクンドクンとちんこが脈打ち、佳奈の中に初めて男の精を放つ。佳奈の一番奥に自分の匂いを染みつけているような、そんな錯覚を覚えた。

僕がちんこを抜こうとすると、佳奈が足と腕で僕の身体をぎゅうとホールドする。
「お願い・・・まだ・・・抜かないで・・・。すごく、気持ちいいから・・・このまま、もう少し・・・」
そういうので、僕も佳奈をぎゅっと抱きしめた。

お願い・・・真人・・・どこにも行かないで・・・私のところに、帰ってきて・・・。

この後、あと二回、僕は佳奈と大浴場で交わった。

☆☆☆
夜、床についたのは、12時を回っていた。
すっかりのぼせた僕達は、髪の毛を乾かすのもそこそこに、倒れるように床についた。

佳奈が、すーすーと軽い寝息を立てる。2つの布団は佳奈の手で完全にくっつけられ、ダブルベッドのようになっている。佳奈は僕にひっつくようにして眠りについた。

宵闇が落ちる部屋の中、佳奈の可愛らしい寝息が聞こえる。
大浴場でのセックスのときの佳奈の表情、言葉、そして何よりその体の温かさを思い出す。さらに、僕のために一生懸命ここを探してきてくれた・・・。

少し迷う・・・迷ったけど・・・
僕はムクリと起き上がり、荷物の中からモルフェのカードを取り出した。

『胸を隠すように腕をクロスにしている全裸の女性のカード』

もう僕は知っている。この怯えたような乞うような目をした女性・・・この図案のモデルこそが澪なのだ。

ごめん・・・佳奈・・・。
僕はカードをこっそりと枕の下に入れて、眠りについた。
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