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淫夢売ります
第27章 調教彼女:淫らな果実
☆☆☆
「こうくん!こうくんてば!」

はっ!いけない。ボーっとしていた。
あたりを見回す。あれ?今どこにいるんだっけか?

大学の休憩スペースだった。飲み物や軽食の自販機があり、椅子と机があるので、自習をしたりおしゃべりをしたりできるスペースだ。

「なんか、最近おかしいよ?授業中もぼけっとしてて・・・単位、落としちゃうかもよ?」

おかしい・・・。ああ、たしかにおかしいかもしれない。
ここの所、起きている間も、ずっと、夜のことを考えてしまっていた。夜の茉莉との生活のことばかりが頭をしめていた。

夜の茉莉の調教は更に進んでいる。
初めてアナル調教から1週間。毎日執拗に指でほぐし続け、アナルプラグやアナルビーズで拡張を施したことで、茉莉のアナルは大分大きなものも飲み込めるようになっていた。今夜あたり、ペニスの太さに近い、アナルディルドを試してみようかと考えていた。

どんな顔でよがるのか、そして・・・羞恥調教の一環として、アナルディルドで犯されている姿を、彼女の知人に見せてやりたい、という想いがあった。

一体誰に・・・。

「あ!茉莉、西ヶ原くん!」
上の階から茉莉の友人である坂下恵美子が降りてきた。恵美子も僕らと同じ学部だが、専攻が若干違うので、異なる授業に出ていることが多かった。彼女が受けていた授業が終わったのだろう。

恵美子が茉莉に駆け寄り、二人は親しげに話をする。茉莉の大学の友達の中で、一番仲がいいのが恵美子だろう。

そうだ・・・では、恵美子に、茉莉の痴態を鑑賞してもらう役をやってもらうとしようか。
楽しそうに雑談する二人を尻目に、僕の心は夜の生活に向けた欲望が渦を巻いていた。
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