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第34章 仮面の夜会：ヴィサージュ ニュ

びくびくと膣壁が震える。それは私の身体が、ノワールのおちんちんから出てくるはずの精液を吸い尽くそうと淫らに求めている証拠のように思えた。体の中のノワールのおちんちんが一回り膨らんだかと思うと、かすかに震えるのを感じる。

イッた・・・の？

ノワールがイッてくれた・・・。そう思った時、また私のオマンコはきゅうっと彼のものを締め付けてしまったようだ。ノワールが「うっ」と声を上げる。そして、彼もまた精を吐き出し尽くしたのか、私の身体に覆い被さるように倒れ込んできた。

彼の身体の心地よい重さとイッたばかりの気だるい快感の余韻が身体を包み込む。

なんて・・・いいの・・・
ああ・・・でも・・・でも・・・

この時、私の脳裏に恐ろしい考えが浮かんでしまう。流石にそれは・・・と、私は小さく頭を振ってその考えを追い出そうとする。

「さあ、次は私の番ですよ」
ファイの声が聞こえた。それを合図に、ノワールが自分のものを私から引き抜こうとする。「ああ・・・っ！」
思わず切ない声を上げてしまう。さっきまで私の身体に馴染み、快感を与えてくれたおちんちん・・・、多分、それを失うのが嫌だったのだろう、私の身体は本能的にそれを更に締め付けようとしてしまっていた。
「おお・・・まるで食いついて離さない・・・みたいな感じだ・・・大丈夫、時間は未だあります。またいっぱい愛してあげますよ」
ズルリと私の中からノワールのモノが引き抜かれる。
「私はバックからいいですか？」
くたりと力が入らない私をうつ伏せにすると、ファイは腰を持ち上げてきた。力が入らずブルブルと震えてしまうけれども、なんとか両手で上半身を支える。

「私はバックからが好きなんです・・・。ほら、すごく色っぽいトワノンのお尻がよく見える・・・。ノワールに犯されて、パックり口を開いたぐちゃぐちゃオマンコも・・・ね」
「いやあ・・・いわ・・・言わないでぇ・・・」

私自身が一番自分のそこがどうなっているかよく分かっていた。体の中までトロトロに溶かされている。テラテラと淫液にまみれいやらしく光った私の花弁・・・それを想像するだけでまた、興奮に打ち震えてしまう。