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淫夢売ります
第6章 くちなしの恋:あふれる想い
そっと、口づけをする。彼女の吐息が鼻にかかる。
ふわりと甘い香り。
もう一度、キス。ついばむように一回、求めるように、もう一回。

首筋にキスをすると、彼女は「あん♡」と甘い吐息をもらす。
少し身を捩るので、それに合わせて、自分の足を彼女の足の間に入れる。すこし、足を開かせるような格好だ。

柔らかい身体・・・
心地よい膨らみ。

「服・・・脱いで」

身体を引き起こすと、彼女はワンピースを脱ぎ捨てる。私も服を脱ぎ、下着まで一気に取り去る。

ビンとおちんちんが張り出している。
そういえば、男性になって、初めて勃起した状態の自分のおちんちんを見た。

こんなに大きくなるものなのか・・・

多分、長さは15〜6センチ位はあるだろう。
太さは女性だった頃の私が親指と人差し指で輪っかを作ったくらいはありそうだ。
先端の皮は剥けていて、つるりとした亀頭が見えている。先端の割れ目からはヌルヌルと光る液が溢れ、それを濡らしていた。
カリ、というのだろうか。一旦太くなり、また段差を持っている部分がある。
あり得ない三本目の足を動かすようで、最初は慣れなかったか、すぐにコツを覚える。ちょっと力を入れると、びくんと上下に動く。

本当に、おちんちん、生えている・・・。

それは不思議な感触だった。

そうこうしているうちにちーちゃんもショーツを残して全裸になっていた。さすがにショーツまで自分で脱ぐのは憚られたらしい。

「漣くん・・・すごい・・・」

ちーちゃんが私のおちんちんをみて口に手を当てている。
私が逆の立場だったら、きっと同じリアクションだっただろう。
これが大きいのか、小さいのかわからないが、自分の体にない器官だし、やはり、太く、大きく見える。

これからすることを想像すると、目を見開く気持ちもわかる。

「千秋・・・。」
ベッドの上にショーツ一枚で座っているちーちゃんを抱き寄せ、キスをする。
肌と肌が直接触れ合うのが、こんなに気持ちいいものとは知らなかった。

そのまま、ベッドに押し倒す。
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