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淫夢売ります
第39章 仮面の夜会/二夜目:ダン・ル・テリエ
何か、言われた気がするが、とてもじゃないけれども考えるゆとりなどなかった。どんなに身動ぎしようと逃れることができない快感、しかも終わる宛のない快感に脳が、身体が灼ききれてしまいそうになる。

しかし、ひたすらに身悶えし続ける私の別の場所に、未知の刺激が加わる。
最初、感じたのは、『冷たい』というものだった。しかし、『それ』がブルブルと震え始めた時、とんでもないことが起こっていることがすぐに分かった。

「いぃ!・・・お・・・お尻ぃ!!!」

なにか冷たくてヌルヌルしたものが、私の最も秘められた場所、お尻の穴を刺激してきた。そこは、快感のためには決して使われることのないはずの場所。その背徳感と未知の感触に、脳が痺れていく。そして、それが与える強烈なバイブレーションは、『前』を犯す刺激と相まって、私を更に狂わせていった。

「いやああ!そ・・それ、や、めて!!!」

グニグニとお尻の穴が押し広げられ、振動が胎内に直接伝わってくる。ノワールがそれを私の『中』に入れようとしているのだと悟った時、恐怖に似た感情が再び沸き起こってきた。

そんな・・・そんなの入らない!
挿れないで!!

しかし、その思いと裏腹に私の尻穴は徐々にほぐされ、拡げられ、ついにその『何か』の頭の部分が『中』に入り込んでくる。

「ぎいぃい・・・ぐあっは!」

一旦入り込むとそれがぐちゅぐちゅとお尻の中を蹂躙するのを止める術なんて私にはなかった。前と後ろ、同時に二つの穴を無慈悲な機械で犯され続け、このときの私は『観客』のことなど、もう頭からすっかり消えていた。

一個の淫乱な雌になって悶え続ける。

「ぎい・・・ああっ!お尻ぃ・・・いやああ!!!」

意味をなさない声を上げながら、私はオマンコからビュウビュウと恥ずかしい淫液を撒き散らし、狂ったように何度も何度も絶頂させられていく。

それがバイブレーターの突きによる快感なのか、お尻を犯し続ける『何か』によるものなのか、判別がつかなくなってきた頃、ぬるりと更に奥に『何か』が入り込んできた。お腹の中に完全に呑み込まれたソレは、『中』で強烈な振動を始め、私の胎内を内側から揺らし始める。

「子宮を裏側から揺らされるんだ・・・
 どうだ?表と裏、全部犯されて、ほら、イキ狂え!」
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