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淫夢売ります
第40章 仮面の夜会/二夜目:ル・ラパン・ガンバード
声が湿り気を帯びだす。お尻で感じてきているのが、自分でもわかってしまう。
はあはあ、という私の吐息と、突き入れるノワールの切羽詰まったような呼吸音、ローションか何かでヌルヌルに濡らされているお尻から出入りするペニスが立てる水音が卑猥に響き渡る。

あ・・あ・・・来る・・・来そう・・・来そう・・・

ブルブルと胎内が震える感覚が蓄積されてくる。

「お・・・ノワール・・・ラビの顔がトロンとしていますよ」
「ああ・・・イクよ、そろそろ・・・俺も・・・」

ノワールの腰の動きが激しくなる。
お尻を掴む手に力がこもり、より強く、より早いピストンが私を襲ってきた。

「う・・はあ・・・ああ・・あっ・・・あっ♡あっ♡あっ♡あっ♡」
「出すぞ・・・」

ぐうっと私の奥にペニスがねじ込まれる。何かが体の中を逆流してくる奇妙な感触。膣でのセックスとは違う快感が脳まで突き抜け、私もまた、彼の精液を受け入れた途端に、ブルブルと体を震わせ、絶頂していた。

「ああああっ!!!」

すごい・・・お尻・・・こんな・・・
ダメ・・・ダメ・・・

ずるりと彼のペニスが抜けたあと、お尻からたらりと垂れる精液の感触が、また私に背徳の歓びを与えていった。
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