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淫夢売ります
第9章 花と蜜:蠱惑の花
私の言葉を聞くと、ユメノはニッコリと笑う。真顔は美人すぎて怖い感じもするが、笑うととても可愛らしい。

その後、簡単な説明がある。曰く、夢の内容は選べない、返金もできない、などだ。これも聞いていたとおりだった。
私は承諾をし、言われた金額を払う。
この後のことは特に聞いていない。篠田さんもこの後のことは教えてくれなかった。
希望通りの夢ではないということは、特に希望も聞かないということなのだろうか?

ユメノは机の横にある引き出しから、一組のカードを取り出した。形態的にはタロットカードに近い。トランプよりは縦型のカードだ。おそらく紙でできているようだが、丈夫そうな紙である。

裏面は青く、丸や星型をくみあわせた模様が描かれており、表にはやはりタロットカードを彷彿とさせるような古い西洋の絵画のような図案が描かれている。
概ね4〜50枚はあるようだが、全て図柄は違っていた。

ユメノはさっときれいにカードをテーブルに広げる。まるでぱっと扇が開いたかのようだった。そしてそのまま私の方を見て「最も惹かれるカードを選んで下さい」と言った。

私はそれぞれの図案を確認していく。どうやら、どれもこれも、男女の色々な交わりの方法を描いているようだ。中には獣と抱き合っていたり、何人もの人に組み敷かれているような図案もある。
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