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トライアングル
第2章 甘い罠?
柳生 浅生(ヤギュウ アソウ)
先生が独立する前にお世話になってた事務所の偉い弁護士さん。
若い弁護士が何十人もいる いわゆる大手。
昨年までは、もう一人居た事務員の桜ちゃんが先生と出席してたんだけど…
桜ちゃん…
寿退社しちゃって 今はアラサーの私ひとり…
柳生先生かぁ…
テレビにも出たりして素敵なナイスミドルなんて言われてるけど…
苦手なんだよね(-_-;)
舐め回すような視線と過剰なボディタッチ…
どうしよう…
「朝霧さんの事は、私が守りますから お願いします 」
再び、ゴンッと音がする。
私は、先生の赤くなった額に手を当てながら その申し出を了承した。
先生が独立する前にお世話になってた事務所の偉い弁護士さん。
若い弁護士が何十人もいる いわゆる大手。
昨年までは、もう一人居た事務員の桜ちゃんが先生と出席してたんだけど…
桜ちゃん…
寿退社しちゃって 今はアラサーの私ひとり…
柳生先生かぁ…
テレビにも出たりして素敵なナイスミドルなんて言われてるけど…
苦手なんだよね(-_-;)
舐め回すような視線と過剰なボディタッチ…
どうしよう…
「朝霧さんの事は、私が守りますから お願いします 」
再び、ゴンッと音がする。
私は、先生の赤くなった額に手を当てながら その申し出を了承した。