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トライアングル
第2章 甘い罠?
「先輩?怒ってます?」


恐る恐る聞いてみた…


「気安く 他の男に触られてんじゃねぇよっ」


気安く触られる?


さっきのパーティー会場での事かな?って


「見てたなら 助けてくれてもいいじゃないですかぁ」


怨めしげに見上げると 呆れ返ったため息…


「だから 逃してやったろうが…」


あっ
あれって やっぱり先輩だったんだ

でも…

「遅かったからダメっ」


プイッと顔を反らす…

マジで 気持ち悪かったんだから。



「お前さぁ…今の自分の状況わかってる?」



へっ?
先輩の視線を辿る様に自分の足元を見る。


「きゃぁ…んぐっ」

自分が下着姿だったの忘れてた。
悲鳴を上げそうになった唇を先輩の唇が塞いだ。

先輩の手は首元にあてがわれ壁に押しつける様に力を込める

身動き出来ない私の口内を舌が犯していく…



ん?


首元の手が離れたかと思うと、肩に違和感?



えっ? えぇぇぇぇぇーっ


なんで後ろ手に縛られてんの?



「先輩?なんで?」


「なんでって お仕置き」



先輩…
めちゃめちゃ楽しそうですね(-_-;)






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