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第2章 甘い罠？

私が泣き止むと、髪を撫でていた指先が胸に移動する…


冷めた熱を呼び戻す様に突起を刺激して、そして転がす…


「んっ…はぁっ｣


疼きは直ぐに全身を支配して 与えられる刺激に貪欲になっていった。


先輩の唇は首筋から胸元へ…

そして固くなった突起を口に含む。
優しく歯をたてながらチロチロと舌で刺激されると 言い難い快感が背筋を走った…

「はぁっ…んっ｣

息を止めて 押し寄せる快楽を我慢しようとすると、口内に先輩の指が入ってきた。


「我慢しなくて いいんだ…鳴け…｣


「くふっん… やっ… あぁっ… んんっ はぁっ…｣


先輩の指を噛まない様に舌先で押し返そうとするけど 口の中を逃げ回る指先は容易に捕まらない…

そのうち、指は二本に増やされ、押し返そうとする舌先まで愛撫するように器用に動きだす。


歯列をなぞったり、唇の形をなぞる様に動いたり…

舌先から奥へとゆっくり前後したり…


「んはぁっ…はぁっ…はぁっ…はぁっ｣


やっと指から解放された時には空気を求めて 荒く呼吸する事しか出来ない。

酸素を奪われ、胸の突起から与え続けられた刺激で私は、何も考えられなくなっていた。







突然下半身に
感じた事も無いような刺激が走る…


先輩が私の足を押し広げて、秘部に舌を這わせていた。


「ヤダっ…そんなっ…ダメ…ぇ…んっ…
あぁぁーっ｣


先輩の舌が、秘部の蕾を刺激すると、子宮が収縮したような感覚と全身が性感帯にでもなった様な快感に襲われる。


蕾を舌でつついたり…
甘噛みされる度に はしたなく喘いでしまう…


止めて欲しいのに…

もっとして欲しい…

おかしくなる思考…


「里桜…イキな…｣


蕾を舌で刺激しながら、先輩の指が秘部に侵入する…


「いゃぁぁぁぁ…だめぇぇぇ…｣



たった それだけで、全身を痙攣させながらイッてしまった。


「淫乱…｣


言葉は、意地悪なのに、愛しそうに唇が重なる…


「もっと イカせてやるから…｣


まだ、熱の治まらない私の下半身に、ゆっくり先輩の猛る男根が挿入された。