この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
トライアングル
第3章 終焉
バスルームから出た瞬間
ガッシャーンと、いう音が耳に届く。
リビングに駆け込むと、倒れ込む二階堂さんと、その前に立ち尽くす先輩の姿が見えた。
「先輩?」
声を掛けても振り向かない先輩…
二階堂さんの口元からは紅い血が流れていた。
「二階堂さんっ大丈夫ですか?
一体、どおして?」
二階堂さんに駆け寄り先輩を見上げると、酷く冷たい目をして私たちを見下ろしていた。
「とんだあばずれだな…
我慢出来ずに、二階堂までくわえ込んだか」
えっ?
何を言ってるの?
ひょっとして何か勘違いしてる?
「先輩?あのっ…きゃぁっ」
事情を説明しようとした私の腕を先輩が乱暴に掴む
「先輩っ痛いっ 離してっ」
指が食い込む程強く掴まれ無理矢理立ち上がらされる…
「二階堂は、お前を満足させてくれたのか?」
蔑むような視線に胸が苦しくなる…
そんなんじゃないのに…
ガッシャーンと、いう音が耳に届く。
リビングに駆け込むと、倒れ込む二階堂さんと、その前に立ち尽くす先輩の姿が見えた。
「先輩?」
声を掛けても振り向かない先輩…
二階堂さんの口元からは紅い血が流れていた。
「二階堂さんっ大丈夫ですか?
一体、どおして?」
二階堂さんに駆け寄り先輩を見上げると、酷く冷たい目をして私たちを見下ろしていた。
「とんだあばずれだな…
我慢出来ずに、二階堂までくわえ込んだか」
えっ?
何を言ってるの?
ひょっとして何か勘違いしてる?
「先輩?あのっ…きゃぁっ」
事情を説明しようとした私の腕を先輩が乱暴に掴む
「先輩っ痛いっ 離してっ」
指が食い込む程強く掴まれ無理矢理立ち上がらされる…
「二階堂は、お前を満足させてくれたのか?」
蔑むような視線に胸が苦しくなる…
そんなんじゃないのに…