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第3章 終焉

「離して…私は、先輩のなんなの？

私が何処で誰と何をしていようと先輩には関係ないでしょ？

私は、先輩の彼女じゃないんだからっ｣

堰を切ったように 閉じ込めていた不安が溢れ出る…


驚いた様に私を見つめていた先輩の腕から力が抜け、私はその場に力なく座り込んだ。


「そうか…お楽しみの所、邪魔したな｣

私から手を離すと 振り向きもせず、先輩は部屋を後にした。