この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
トライアングル
第1章 恋人未満
Said ~龍二~
久しぶりに再開した朝霧は昔と全く変わらない笑顔で飛び付いてきた…
車の窓から…
こんな家業をしていると例え 昔の知り合いだったとしても 迷惑そうにする。
なのに、朝霧は全くそんな素振りもなく 再開を喜んでいるようだった。
窓から飛び込んで来たときは 尻尾が見えるかと思った程だ…
町中で醜態?を晒す訳にもいかずとりあえず車に乗せたが…
普通、喜んで乗ってくるか?
カタギの車じゃねぇんだぞ?
内装にぽかーんとしている朝霧に思わず笑いが込み上げる。
昔から表情豊かで 数秒毎にコロコロと表情が変わる…
それは今も健在のようで目をパチパチさせたり小首を傾げたりまるで、小動物だ。
二階堂に事務所まで送ってやってくれと声をかけたが、
やって来たのは 【俺の事務所】
流石に不安になったのか 朝霧は困った様に瞳をさ迷わせ ここがどこかと聞いてきた。
俺の事務所だとわかると不安は何処へやら…
お茶を奢るからと誘えば 何の疑いもなくついてきた。
こいつに、危機意識なんてモノは存在しないんじゃないかとさえ思う。
仮にも ヤクザの事務所だぞ?
久しぶりに再開した朝霧は昔と全く変わらない笑顔で飛び付いてきた…
車の窓から…
こんな家業をしていると例え 昔の知り合いだったとしても 迷惑そうにする。
なのに、朝霧は全くそんな素振りもなく 再開を喜んでいるようだった。
窓から飛び込んで来たときは 尻尾が見えるかと思った程だ…
町中で醜態?を晒す訳にもいかずとりあえず車に乗せたが…
普通、喜んで乗ってくるか?
カタギの車じゃねぇんだぞ?
内装にぽかーんとしている朝霧に思わず笑いが込み上げる。
昔から表情豊かで 数秒毎にコロコロと表情が変わる…
それは今も健在のようで目をパチパチさせたり小首を傾げたりまるで、小動物だ。
二階堂に事務所まで送ってやってくれと声をかけたが、
やって来たのは 【俺の事務所】
流石に不安になったのか 朝霧は困った様に瞳をさ迷わせ ここがどこかと聞いてきた。
俺の事務所だとわかると不安は何処へやら…
お茶を奢るからと誘えば 何の疑いもなくついてきた。
こいつに、危機意識なんてモノは存在しないんじゃないかとさえ思う。
仮にも ヤクザの事務所だぞ?