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秘密のお仕事♡
第1章 ターゲット1

始まりは簡単だ!
太田 陸の記憶をすこーし弄るだけ…
既に陸の中では私と付き合っていることになっている
今日は付き合い始めて何度目かのデートの日…
というシチュエーション
最後は陸の部屋に行って2人は初めて結ばれるという設定だ
紗奈は建築会社の事務をしているという
データも陸にインプット
待ち合わせ場所に現れた陸は
私を見つけると軽く手を挙げて微笑んだ
「紗奈…お待たせ……待った?」
「私も今来たとこだよ」
すっと私の手をとり、恋人繋ぎをしてくる
「暑いのに待たせてごめん」
「大丈夫…陸は優しいね」
こうして初対面の2人は傍から見てもお似合いの
仲睦まじい恋人同士となった
初めての食事はファミリーレストランというところで
メニューは豊富だった
私はパスタとサラダ、
陸はハンバーグセットを頼んだ
味を分析しデータ化して保存!
「陸…ご馳走様でした」
「いえいえ…ファミレスでごめんな」
「美味しかったよ…また来ようね」
「うん…そうだな」
「あーお腹いっぱい…眠くなっちゃった」
「紗奈…この後…家に来る?」
「…うん…」
繋いだ手に力がこもった
「…泊まる…よね?」
「…準備…してきたよ」
「うん……途中、ドラッグ寄っていい?」
「ドラッグ?」
「その…ゴム…ないからさ」
ゴム……コンドーム!
それは何としても阻止しないといけない
指令本部へ緊急事態の信号を送る!
数分の間に陸の記憶を操作!
ゴムの事などなかった事になり、
すぐさま私達は家路に着いた!
ここは私がこれからこの男の精子を
100ml集めるまで住まう仮の宿
ワンルームの部屋は2人で住むには少し手狭だが、
清潔感のある綺麗なアパートだ
これまた手狭なシングルベッドに
一応、2人がけのソファ
一人暮らしを初めて間もない部屋はまだ閑散としていた
蒸し暑かった部屋がクーラーで冷やされていく…
少し火照った体もクーラーに熱を奪われ、
何となく付けたテレビを見ながらソファに並んで座れば
冷えたはずの体にまた別の熱が蘇る
自然と重なった唇から吐息が零れ始めた時には
互いの舌が絡み合い、欲情に火がついた
私にとっては初めてのキス…
しかし陸の記憶の中では既にキスは何度もしているのだ
太田 陸の記憶をすこーし弄るだけ…
既に陸の中では私と付き合っていることになっている
今日は付き合い始めて何度目かのデートの日…
というシチュエーション
最後は陸の部屋に行って2人は初めて結ばれるという設定だ
紗奈は建築会社の事務をしているという
データも陸にインプット
待ち合わせ場所に現れた陸は
私を見つけると軽く手を挙げて微笑んだ
「紗奈…お待たせ……待った?」
「私も今来たとこだよ」
すっと私の手をとり、恋人繋ぎをしてくる
「暑いのに待たせてごめん」
「大丈夫…陸は優しいね」
こうして初対面の2人は傍から見てもお似合いの
仲睦まじい恋人同士となった
初めての食事はファミリーレストランというところで
メニューは豊富だった
私はパスタとサラダ、
陸はハンバーグセットを頼んだ
味を分析しデータ化して保存!
「陸…ご馳走様でした」
「いえいえ…ファミレスでごめんな」
「美味しかったよ…また来ようね」
「うん…そうだな」
「あーお腹いっぱい…眠くなっちゃった」
「紗奈…この後…家に来る?」
「…うん…」
繋いだ手に力がこもった
「…泊まる…よね?」
「…準備…してきたよ」
「うん……途中、ドラッグ寄っていい?」
「ドラッグ?」
「その…ゴム…ないからさ」
ゴム……コンドーム!
それは何としても阻止しないといけない
指令本部へ緊急事態の信号を送る!
数分の間に陸の記憶を操作!
ゴムの事などなかった事になり、
すぐさま私達は家路に着いた!
ここは私がこれからこの男の精子を
100ml集めるまで住まう仮の宿
ワンルームの部屋は2人で住むには少し手狭だが、
清潔感のある綺麗なアパートだ
これまた手狭なシングルベッドに
一応、2人がけのソファ
一人暮らしを初めて間もない部屋はまだ閑散としていた
蒸し暑かった部屋がクーラーで冷やされていく…
少し火照った体もクーラーに熱を奪われ、
何となく付けたテレビを見ながらソファに並んで座れば
冷えたはずの体にまた別の熱が蘇る
自然と重なった唇から吐息が零れ始めた時には
互いの舌が絡み合い、欲情に火がついた
私にとっては初めてのキス…
しかし陸の記憶の中では既にキスは何度もしているのだ

