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12歳年下の彼と恋のキューピッドをする話
第1章 彼からの2つの提案

『それか~、〇〇ちゃんみたいな
可愛いて優しい子が俺の
彼女やったらなぁ~って言うたら。
私も來翔君が彼氏だったらいいなぁて
そんな感じの流れになんで?』

そう來翔が別の告白と言うか
自然に女の子といい感じに
なる感じの流れを話して来るが。

港斗が睨む様な視線を來翔に向けていて。

『な、なんで…そないな顔
して俺の事見んねんな…?』

『だから…ライトのそれじゃ
あの…小林って人には
参考にならないでしょ?って話』

そう有翔が港斗君の睨む様な
視線の理由を説明して来て。

『でもあの真面目そうな彼が、
來翔がするみたいな告白するより、
らしい感じの方が僕は
あの彼女の方も喜ぶと思うけどね?』

と…自分から告白をした経験が
全く無いと言うのに…、
來翔さんよりも、有翔さんの方が
的確なアドバイスをしてくれて。

確かに…有翔さんの言う通りに
あの小林君が港斗君みたいな
ちょっと…こう…気取った
告白をしたりするのも
なんかちょっと…イメージに合わないし、
來翔さんみたいなノリの告白も
絶対…小林君の普段のキャラとは
遠く掛け離れすぎる感じがしてしまう。

『じゃあ…もう…内容よりも
シチュエーションと言うか
ロケーション重視で良いじゃないですか?』

『そんなん、掬星台でも
ビーナスブリッジでもどこでもええやん?
そのままええ感じなったら、
ラブホでも行ったらええやん…?
山側嫌やったら…海側でもええやん
ハーバーランドとかでええし…』

そんな感じに來翔さんが言って来て
夜景が綺麗やったらどこでもええやんと
そんな感じの…事を言って来て。

でも…途中からまた
港斗君は…來翔さんと…飲むと
お酒を…2人して飲み過ぎてしまうみたいで。
2人とも…酔いつぶれちゃって、
置いていたタオルケットを
巴が2人の身体に掛ける。

『まるで…この前の
デジャヴみたいな光景…だね…?』

「あ、有翔さん…は…
もうちょっと…飲まれます?
あの…もし良ければ…今から
お風呂のお湯張りしますので…
1番風呂…でも…入られませんか?」

『じゃあ…今日は、
お言葉に甘えさせて貰おうかな?
それまでの時間、僕の相手してくれる?』



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