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12歳年下の彼と恋のキューピッドをする話
第2章 2024年6月8日
「…さ、最後まで…しない…なら……
ちょっとだけ…なら…、その…いいよ?」
スマホの…えっちな漫画の広告に
そんな感じの…マンションの
ベランダで…えっちな事してる…
それを隣で宅飲みしてる女の子2人に
覗かれる感じの…広告を見たなって。
あの漫画は…思いっきり
マンションのベランダでお隣同士で
バッチリバレて覗かれてたけど…。
…なんて事を考えながら、
お夕飯を食べて後片付けをして。
適当なおつまみと、缶ビールを
お盆の上に乗せて。それを持って
一緒にその小さなお庭で
ウッドデッキの部分に並んで座って
外の風を感じながらビールを飲む。
この…小さなウッドデッキは
彼がこの坪庭に合うサイズのを
Amazonで買って設置してくれた物だ。
『小さいですけど、お庭で
プライベートビアガーデンですね?
Amazonで…良い感じのライトとか
そんなの買っても…良いですね…
ああ、だったら…ボーナスも入りますし。
あの芝のサイズにぴったりなプール買って
バスライト浮かべて
プライベートナイトプールしましょうよ。
それで皆で遊びませんか?楽しそうですよ』
沢山色んな色のライトを並べたら
この小さなお庭で
ナイトプールパーティが
出来ますよと彼が言って来て。
このお庭の人工芝の上にプールを置いて
その中にライトを浮かべて、
このウッドデッキにボールライトを並べれば
いい感じになりそうだなぁと考えていて。
「今度は葵ちゃんと小林君にも
家に泊って貰ってもいいね…」
隣にいる彼の肩に巴がもたれ掛って
スリスリと彼に自分の身体をすり寄せる。
『巴さん…、そうですね…
梅雨が明けて夏になったらしましょうよ』
「うん…そうだね…」
『プールえっちも…できますしね?』
「もう…港斗君ったら…」
港斗君が言うには毎回お水換えなくても
家庭用のプールの除菌剤が売って居て
それをまぁ、塩素なんだけど
使えば10日間は水換えは不要なのだそうだ。
だからそんなに手間いりませんよと…。
この小さなお庭ではガーデニングとか
家庭菜園の為の水栓がちゃんとあるから
周囲も高い塀で囲まれてるし、
プライベートプールは坪庭活用の
いいアイデアかも知れない。