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きのうの夜は
第11章 トライアングル
「た、高山くん…」
「ひ、平井さん、俺、もう我慢できない…」
そう言うと私のスカートをちょっと乱暴に脱がしていった。
二人の洋服がベッドの下に落ちてゆく。
ベッドに押し倒されると高山は激しくキスを繰り返してきた。
ブラとショーツだけにされてしまう。
高山は急いでボクサーショーツを脱いだ。
全裸になると私の身体に覆いかぶさって来る。
乳房を弄り、乳首を口に含むと甘噛みしては転がしてゆく。
その感覚に私は忘れてかけていた何かを思い出していた。
吉村とのセックスでは味わえない感触をこの時感じていたのだ。
そう、激しくてもその中に優しさが欲しかったのだ。
いつも、吉村とするセックスは強引に押し倒されてヤられていた様に思った。
そこには、私が満たされる要因がなかった様に思う。
でも、今は違っていた。
高山は私の身体を激しいが優しく愛撫してくれている。
それが、何よりも嬉しかった。
私をモノとして扱うのではなく女性として扱ってくれているその優しさが嬉しかった。
だが、思うのだ。
多分、吉村は女性の扱い方を知らなかったのではないか。
それは、今まで付き合ってきた女性が少なかったからだろう。
そんな、想像をしていたのだ。
高山は私の乳房、腹部、腰、脚へと唇を這わせてゆく。
そして、私の脚を大きく開くと花弁に顔を埋めてゆく。