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無垢な姫は二度、花びらを散らす~虫愛ずる姫君の物語り~
第6章 伍の巻
 公子は更に手前に誰かがいるのを認め、ハッと我に返った。もしや―、都からの追っ手ではと、緊張を漲らせた公子の耳に、もうすっかり聞き慣れた男の声が心地良く響く。
「済まない。折角お昼寝なさっていたところを起こしてしまったかな」
 この男(ひと)の声を聞くと、どんなに不安に苛まれているときでも安心できる。親鳥の大きな翼に抱(いだ)かれた雛鳥のように安らいでいられる。
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