この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
無垢な姫は二度、花びらを散らす~虫愛ずる姫君の物語り~
第6章 伍の巻
 女人が昼日中から庭へ出て姿を晒すのは、けして体裁の良いことではない、むしろ不作法なこととされる。
 と、公之は淡く微笑した。
「私のことなら、何もご遠慮はいりませんよ。私はどうも世の良識ある人々とは違っているようで、女人だから屋敷の奥深くに閉じこもっていなければならないとか、そんな堅苦しい因習や習わしには、あまり拘らない質なのです。こんなところもおよそ、紀伊家の人間らしくないと、よく他人からは言われますが」
/486ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ