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無垢な姫は二度、花びらを散らす~虫愛ずる姫君の物語り~
第3章 弐の巻
 部屋の前に二人の若い女房が神妙な面持ちで畏まっている。部屋に脚を踏み入れる前に、公子は抱えてきた花をその中の一人の女房に渡した。
 先導の女房に案内され部屋に入ると、公子は、まずは両手をついて丁重に型どおりの挨拶を述べた。
「よく来てくれましたね」
 安子は几帳を引き回した御帳台に座していたが、公子をひとめ見るなり相好を崩した。
 公子は、更に長らくの無沙汰を詫びる言葉を口にする。
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