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無垢な姫は二度、花びらを散らす~虫愛ずる姫君の物語り~
第3章 弐の巻
 安子は、ゆるりと首を振った。
「あなたと私の間でそのように堅苦しい挨拶は無用です。それよりも、早く顔を見せて下さいな」
 安子の言葉に、公子は僅かに面を上げる。
 久方ぶりに見る安子は、子どもの頃に見たままであった。到底三十七には見えず、整った眼鼻立ちもいささかも変わらず、華やかな美貌はそのままに、皇太后としての気品と風格がその挙措にもよく表れている。
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