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無垢な姫は二度、花びらを散らす~虫愛ずる姫君の物語り~
第3章 弐の巻
 言われるままに公子は膝行し、安子の御前にゆく。
 安子はしばらく姪の貌を見つめていたかと思うと、そっと袖を目頭に当てた。
「何年ぶりになるでしょうか、確か、あなたに最後にお逢いしたのは、左の大臣(おとど)の屋敷においてでしたね」
 そう言うなり、込み上げるものを抑えかねたのか、絶句する。
 しばらくはその場に沈黙が満ちた。
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