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ネコの運ぶ夢
第6章 お料理ネコ
☆☆☆
たっぷり買い物に時間をかけてしまったので、家に帰って、遅めの昼食を摂る。その後、少し読書をしていたら眠くなってしまったので、うたた寝をしていたら、あっという間に夕食の準備を始めねばならない時間になった。
休日が、こんなことでいいのだろうか?
もっと、生産的な・・・といつも思うが、特に生産するものもない。
ちなみに音子は俺が本を読んでいるときには横で新聞を読み、寝ているときは、ひっついて丸くなっていた。
「離れろ」と言っても聞かないので、最近は好きにさせているが、これではいけない気がする。
ハンバーグね、ハンバーグ・・・。思いながら、スマホで検索。「基本のハンバーグ」なるレシピを見つけた。
何々・・・玉葱のみじん切りを炒めて・・・うお!結構時間かかるな、これ。
作り始めて、若干違和感を覚える。いつもなら、そそくさと俺のそばに来て、頼んでもいないのに冷蔵庫から物を出したり、皿を並べたりと手伝いたがる音子が一向によってこない。ダイニングの椅子に座り、机に肘をついてニコニコと俺を眺めている。
んん?なんだ?
手伝えと言うべきか?
直感だが、なんとなく、今はそれを言うべきではない気がする。音子の目を見ると、なにか、ものすごい期待をされている気がするのだ。
俺のハンバーグ、そんなにめっちゃおいしいわけじゃないぞ。期待されても困る。
玉ねぎを炒めている間に、副菜とスープの制作に取り掛かる。
スープは簡単でいいか・・・。乾燥わかめに中華調味料、ごま油に、ごまを振る。洋風じゃないけど勘弁してくれ。
副菜は・・・
ナスとトマトのマリネ
レタス
くらいでいいか?
なんかもう一品・・・ええっと・・・。
えのきに片栗粉をまぶし、醤油をつけて揚げ焼きにするっと・・・。
酒の肴みたいだし、若干和風だが、まあいいか。
たっぷり買い物に時間をかけてしまったので、家に帰って、遅めの昼食を摂る。その後、少し読書をしていたら眠くなってしまったので、うたた寝をしていたら、あっという間に夕食の準備を始めねばならない時間になった。
休日が、こんなことでいいのだろうか?
もっと、生産的な・・・といつも思うが、特に生産するものもない。
ちなみに音子は俺が本を読んでいるときには横で新聞を読み、寝ているときは、ひっついて丸くなっていた。
「離れろ」と言っても聞かないので、最近は好きにさせているが、これではいけない気がする。
ハンバーグね、ハンバーグ・・・。思いながら、スマホで検索。「基本のハンバーグ」なるレシピを見つけた。
何々・・・玉葱のみじん切りを炒めて・・・うお!結構時間かかるな、これ。
作り始めて、若干違和感を覚える。いつもなら、そそくさと俺のそばに来て、頼んでもいないのに冷蔵庫から物を出したり、皿を並べたりと手伝いたがる音子が一向によってこない。ダイニングの椅子に座り、机に肘をついてニコニコと俺を眺めている。
んん?なんだ?
手伝えと言うべきか?
直感だが、なんとなく、今はそれを言うべきではない気がする。音子の目を見ると、なにか、ものすごい期待をされている気がするのだ。
俺のハンバーグ、そんなにめっちゃおいしいわけじゃないぞ。期待されても困る。
玉ねぎを炒めている間に、副菜とスープの制作に取り掛かる。
スープは簡単でいいか・・・。乾燥わかめに中華調味料、ごま油に、ごまを振る。洋風じゃないけど勘弁してくれ。
副菜は・・・
ナスとトマトのマリネ
レタス
くらいでいいか?
なんかもう一品・・・ええっと・・・。
えのきに片栗粉をまぶし、醤油をつけて揚げ焼きにするっと・・・。
酒の肴みたいだし、若干和風だが、まあいいか。